慶應文学部卒フリーターの迷える子羊ブログ

言葉くらいはカッコつけたい。

居住地アース日記#3 ホームレス準備期間3日目。家以外から初めての通学。

スポンサーリンク

2021/10/11

今日はホームレス宣言後初めて大学に行った。10/10に漫喫に泊まった影響もあって、家よりも爆睡したので、大学への足取りはむしろ軽かった。家以外からの通学は旅行気分を味わえる。慶應義塾に遊びに来ている気がした。遊ぶように授業を受けて、単位を取ることができれば、大学生活のコスパは半端ない。

ただ一つだけ大きな課題が発覚した。それは

 

荷物が重すぎること。

 

そりゃもそうだ。下着とシャツ数枚とはいえ、大学生は着替えを持ち歩かない。これは想定以上にキツい。三田キャンパスは三田駅から少し遠いので余計に感じるのだろう。そもそもキャンパスって広いということもある。普通に歩くだけなら広さは気にならないが、手荷物が多い状態だと、教室から教室の距離には驚かされる。ステイホームが体に悪いということも再認識した。これだけの歩行が奪われれば、何かしらの体調の変化はあるだろう。

話は逸れたがやはりホームレスは体力勝負だ。激しい疲労ではなく、見えづらい疲労がじわじわと積もっていく感じがまたいやらしい。ホームレスと大学生の二足のわらじをはしている僕にとってはこの疲労は死活問題だ。学業に支障をきたさないようにしなければということだけは常に頭に置いておきたい。

 

また今日は宣言後初めて家庭教師のバイトに行った。ただこの指導が悲しくも、その生徒さんの最後の指導となった。1年半という短いような長いような期間の付き合いだった。別れというのは寂しいもんだと痛感した。門出による別れではないというのも寂しさの要因かも知れない。だが寂しがっているだけではいけない。僕ができることは合格の報告を待つことだけだ。がんばれ。

ちなみに生徒さんのご家族全員、ホームレス生活の話を楽しそうに聞いてくれたので嬉しかった。

 

今日は濃い1日だった。

 

明日も大学があるし、他の生徒さんの家庭教師の指導もある。部屋の明け渡しの準備も進めなければならない。今すごく忙しいが、充実している。この状況を楽しみたい。